HOME > 3分経営講座 経営改善塾 > 「事業内容をわかりやすく説明する」
銀行では融資の申し込みを受けるとまず最初に担当者が申し込みの是非を検討し、上席者に稟議を提出し決裁を受けます。融資検討の出発点資先の事業内容の把握です。
つまり「どんな商売をしているのか?」です。
IT業界を例にとると、WEBサービスとか、ソリューション事業とか言われても、それらの内容が銀行担当者に伝わらなければ審査に影響してしまいます。
銀行ではさまざまな業種のお客様と取引があるわけですが、担当者レベルですべての業種の内容や特徴を把握しているわけではありません。
ベテラン担当者ともなれば業界知識などは充実していますが、若手担当者ともなれば素人同然です。
銀行に融資を申し込む際には事業の内容をわかりやすく説明することがポイントとなります。
事業内容がわかっても「何のためにいくらの資金が必要なのか?」がわからなければ、担当者を納得させるには難しいでしょう。
事業内容を説明する際には、主要な販売先や仕入先、売上回収条件や支払条件など資金繰りに関係する点や自社の優位性・問題点、将来予測なども併せて説明しておきたいところです。
融資を申し込むのは初めての経営者、個人事業主へ
(1) どんな商売をしているのか?を明確に
(2) 担当者のレベル感は様々。だからこそ出来るだけ分かりやすく
(3) 何ために資金が必要なのかを明確に