HOME > 3分経営講座 経営改善塾 > 消費税率10%へ その1
2019年10月より消費税率10%に引き上げられることになりました。
実は、消費税は国税と地方消費税から成り、国税(消費税)7.8%、地方税(地方消費税)2.2%となっています。
また、食料品など一部軽減税率(8%)が導入されることになりましたが、その内訳は国税(消費税)6.24%、地方税(地方消費税)1.76%となります。
2019年10月1日以後に国内における課税対象商品などの購入に対して、新税率が適用されることになります。厳密には、9月以前に商品購入の手付金を支払ったとしても、10月以後に納品されたものについては、原則としては新税率10%が適用されることになるでしょう。
輸入貨物についても課税対象となる仕入について消費税が課税されることになりますが、こちらも国内の保税地域から引き取られる日をもって新旧税率いずれかを判定することになります。
2014年に消費税率5%→8%に増税となった以後、2015年10月に10%となる予定が2017年4月に延期、さらに2019年10月に延期され、さらに軽減税率が導入されることになりました。消費税の税収の占める割合は地方消費税とあわせて21.6%と法人税等と同程度ですが、今回の増税により、所得税等に次ぐ大きな税収となることが見込まれます。(以下、財務省HPより)
- 2019年10月1日より、いよいよ消費税率10%へ。
- 本年9月以前の予約など先払いでも10月以降納品されたものは原則として10%となります。
- 消費税率10%となれば、所得税等に次ぐ税収規模となる。