HOME > 3分経営講座 経営改善塾 > 「事業拡大する際に起こるリスク」(レストラン・居酒屋編)
1店舗目を順調に伸ばしていくためには経営者の資質や努力、熱意が重要です。1店舗目は経営者が何もかも自分でやればうまくいくかもしれません。しかし、2店舗、3店舗、社員が5人10人となってくると、人にある程度任せていかなければうまくいきません。また資金面において、1店舗ならなんとか資金ショートを一時しのぎできたとしても、2店、3店、、、年商1億、2億となっていくにつれ、自分のポケットマネーや、銀行からの短期借入だけでは、しのげなくなってきます。
どんな経営にもどこかで壁にぶちあたるようです。
ワタミの場合、4店舗目で挫折を味わいました。人の問題、店舗や商品の問題、資金繰り、、。壁の問題とは、お客様というより、社内に問題が潜んでいることが多いようです。とりわけ、経営者による意思決定、しくみづくり、人の育成 などがうまくいかないと、どこかで伸び悩んでしまう。壁は経営者自身なのかもしれません。
飲食店の多くは、保証金や内装など、初期投資に相応のコストがかかりますので、失敗は致命傷になりかねません。
市場調査を十分に行い、自分の得意の分野を伸ばしてくこと。その根幹としては、社内に目をむけ、人に任せられるような教育、しくみづくりを構築していく必要があるでしょう。
1、規模が大きくなると経営者の能力や努力だけではしのげなくなってくる。
2、伸びない原因がどこにあるか、まずは社内から。
3、市場調査を十分に行いつつ、人材を育成していこう。