融資希望額を明確にする

HOME3分経営講座 経営改善塾融資希望額を明確にする

融資希望額を明確にする

  • 2012/07/27
  • 融資

「融資額をいくらで申し込むか」

■具体的な使途を求められる

「ただお金が足りないので」ということだけでは、融資はしてもらえません。「人員○名採用のため」「事務所を移転のため」「○○のための設備投資のため」「賞与支払いのため」「納税資金のため」といった、具体的使途にいくら必要かを明確にする必要があります。また、運転資金Oヶ月分ということでも可能です。

■申込金額の根拠

「人員2名採用計画しており年収400万円×2名」「事務所移転のため、保証金200万円+内装費1000万円(入居申込書、内装見積)」「OO設備投資1000万円(見積書)」など、より具体的な資料があれば、融資申込金額がより明確になります。また、運転資金(仕入代金・販売管理費)の場合、月額×3カ月分程度が上限の目安と考えておいた方がよいでしょう。

■申込金額は多めに?

見積書とおりの金額1000万円を申し込んで、満額回答になるとは限りません。特に、初めて融資を申し込む企業は、満額回答になる確率は極めて難しく、開業2年未満の場合、規模や財務状況にもよりますが、せいぜい300万円程度と考えておいた方が良いかもしれません。控えめに申し込むより、いっそ多めに申し込んでおいたほうがよいかもしれませんね

■このコラムのポイント

融資を申し込むのは初めての経営者、個人事業主
1、使途は事前に明確にしておくこと
2、申込額の根拠を集めておくこと
3、初めて融資を申し込む場合、満額回答は期待するな

奈良会計事務所へのお問い合わせ、資料請求(無料)はこちら

税務、労務のお悩みはお気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせ 03-5225-3433 受付時間:9:00~18:00(土・日・祝および指定休日除く)

メールは24時間受付中

メールでのお問い合わせはこちら

経営改善塾

「お客様の信頼を第一に」奈良会計事務所

事務所について

事業所概要

奈良会計事務所/
奈良社会保険労務士事務所

東京都新宿区神楽坂1-2
研究社英語センタービル5階
TEL:03-5225-3433(代表)
FAX:03-5225-3123

主な活動

これまで大手企業を含む約500社超の税務会計業務支援、会社設立、再生支援などに携わる。一方、金融機関でのファイナンシャル講座、社会人向け戦略財務講座などの講師を担当。グローバル競争における企業の戦略財務について研究。

事務所へのアクセス

アクセス