HOME > 3分経営講座 経営改善塾 > 「融資審査の中身は?」
みなさんが事業資金借入を申し入れる場合、銀行ではどのような審査が行われるでしょうか。
まず(1)申し込むみなさんが銀行の取引先としてふさわしいか(反社会勢力の審査など)を調べ、(2)決算書などの分析による業績評価や返済能力評価をチェックした上で、最後に(3)融資の額を決定していきます。
(ヒト)経営者の資質はどうか。
(モノ)商品・サービスといった事業の内容はどうか。
(カネ)財務内容はどうか、返済能力はあるか。
これら3つのうち、融資においては財務内容の審査にもっとも時間をかけられているようです。
主人の借金返済と生活のため、居酒屋を始めたある奥様は、朝からランチの仕込みから始まり、夜は深夜何時であろうが客が帰るまで店を開け、正月も夕方から店に立って切り盛りするうち、銀行から声がかかり開業から10年もたたず自社ビルを持つまでになりました。 銀行の担当者によっては、財務ばかりでなく、信用力や資質といった目に見えないものもしっかりみているようです。
融資審査の内容は何か?
1、融資審査は銀行取引の適格チェックと業績評価・返済能力評価で決まる。
2、経営者資質、事業内容、財務内容を見る。
3、日頃からの銀行担当者や支店長との信頼関係があれば融資にプラス。