HOME > 3分経営講座 経営改善塾 > 金融公庫、銀行、信組・・・。
初めて事業融資を申し込む場合どこに申し込むのがよいでしょうか。
(1) 日本政策金融公庫
(2) 銀行や信用金庫・信用組合による保証協会付融資
(3) 銀行等からのプロパー融資
日本政策金融公庫(1)は国の政策金融機関であり、特に中小企業や個人が対象で、新規開業などの融資も積極的におこなっている。保証協会付融資(2)は金融機関が融資する金額の80%を保証協会が保証する制度であり、銀行が全て貸出責任を負うプロパー融資(3)よりハードルは低い。新規開業等においては、担保などの具体的な返済能力や信用力がない限り、(1)か(2)となるでしょう。
タリーズの松田社長が1号店を銀座に開店した時の借入先は、現・日本政策金融公庫だったそうです。マクドナルド藤田社長の創業時に貸してくれたのは、彼が個人で長年定額積立をしていた銀行でした。積立の堅実さが担当者の目にとまったようです。 金融機関のうち公的機関以外で、比較的柔軟に対応いただけるのは信用金庫(組合)→地方銀行→メガバンクの順になると思いますが、担当者によるところが大きいような気がします。まずは個人の主要取引銀行が近道かもしれませんね。
融資を申し込む際には、担当者からの信頼が得られるよう事業内容・事業計画、資金使途などわかりやすく具体的に説明することがポイントとなります。
日本政策金融公庫の場合、申込書類をダウンロードすることができます。
http://www.jfc.go.jp/k/mousikomi/index.html